排気・換気ダクト工事の種類｜各種ダクト工事を行う岩元空調
排気・換気ダクトは、室内の汚れた空気を屋外へ排出し、新鮮な空気を取り入れるためのダクトで、多くの建物に設置されています。その排気・換気ダクト工事の3つの施工方法を紹介します。
壁面排気・換気
ひとつ目の方法は、壁面に開口部を設けて、直接換気扇を設置する方法。住宅やオフィス、飲食店などが密集する地域では、禁止されている場合もあるので注意が必要。最もコストを抑えることができる排気・換気施工方法です。
天井にダクトを配管して排気・換気
天井にダクトを配管する排気・換気方法は、飲食店などの厨房などでよく見られるタイプです。排気口をある程度自由な場所に設置できることがメリットで、隣接店舗などへの煙や臭いに配慮した施工が可能です。ショップやレストランなどで見ることも多い、ダクトを天井にあえて露出させた施工も、このタイプであることが少なくありません。
屋上までダクトを配管して排気・換気
屋上までダクトを配管する施工方法は、ビルやオフィスなど、比較的な大きな建物で用いられるタイプです。排気口が屋上にあるため、周囲の建物に影響を及ぼさないのが最大のメリット。また、どのような建物にも設置することができます。ただし、この3つの施工方法の中で一番費用がかかってしまいます。
このようにダクト工事には、建物の規模や使用用途、設置環境などにより、施工方法や配管レイアウトなども異なってきます。ダクトの効率や機能を最大限に生かした、ダクト工事を行う必要があります。そのためには、ダクトの設計から製造、施工までをワンストップで行え、ダクトのことを知り尽くした専門業者に依頼することにメリットがあるのです。
