ダクト工事コラム

ダクトの風量・風速を測定する必要性と方法|岩元空調

空調・換気設備の点検に欠かせない風量・風速測定

普段、当たり前のように利用している空調・換気設備。しかしある日突然に、空調に異変が起きるといったことがないとは限りません。また異変がないとしても、万が一に備えた定期的な点検は欠かせません。異変が起きた際、そして定期点検の際、どちらもチェックのひとつとしてダクト内に定量で風が流れているかの測定を行いますが、具体的にどうやって測定するのでしょう。そこで今回はダクトの風量・風速の測定の必要性や測定方法についてご紹介します。

風量・風速測定の必要性

冒頭でもご説明したように、ダクトの風量・風速測定は、空調や換気設備などに異変を感じたとき、そして定期点検時などに行います。一定の風量・風速ではない、もしくは風量・風速が弱い、強いなどをチェックすることで、ダクト内に異変がないかどうかを確認します。

ダクト内で正常に風が流れていないと、冷暖房が効かない、換気ができないといったことも起こり得ます。また脂分やほこりがたまっていて、風がうまく流れていないとなると、冷暖房・換気設備の故障や火災の危険も生じます。そういった意味でも何か意見があったときはもちろん、何もないときでも定期的に風量・風速測定をすることは非常に重要だといえます。

風量・風速の測定方法

風量・風速の測定はそれほど大規模なものでなければ個人で行うことも可能です。風がちゃんと流れているかどうかを確認するだけであれば、吸気口や排気口にティッシュペーパーを当てることで、風の強さや流れる方向、そして吸気がしっかりと行われているかがわかります。

風量・風速を数値としてしっかりと測定したいといった場合は、風量測定器を使えば測定可能です。ただし風量測定器は価格がそれほど安くはないため、頻繁に調べる必要がないのであれば、レンタルすることをおすすめします。

▼計算式

風量(Q)=平均風速(メートル/秒)× 断面積(平方メートル)×単位時間(t)
風量(Q):単位時間(t)あたりに管内を移動する空気体積
※t=60秒の場合、風量(Q)の単位は「立法メートル/分」

しかし測定口がないと、空調機の中に入り込んで測定しなければならない場合もあります。設置位置などによって空調機の中に人が入ることができない場合は、防火ダンパーの点検口の蓋を開けて、測定器のセンサーを挿入して測定します。ただそうしたことを個人でやることは簡単ではないため、測定口を設置するほうが、安全で簡単に測定が可能になるため、業者に依頼するとよいでしょう。

本格的な測定が必要な場合、異変があった際は専門業者に依頼を

簡素な風量・風速測定は個人でも十分に可能です。しかし正確に測定しなければならない場合や、測定する箇所が何十、何百とある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。また異変があった際やメンテナンスを必要とする場合なども、自分で調べるよりも専門業者に依頼したほうが、万が一の際にも安心です。

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