快適な室内環境を保つダクト|各種ダクト工事を行う岩元空調
ダクト工事
実際に目にする機会は少ないダクトですが、ビルや工場、オフィス、飲食店、住居など、ほとんどの建築物に備わっています。このダクトが備わっているからこそ、快適な室内環境を保つことができるのです。
居心地のいい空間をつくるダクト
ダクトとは、端的にいうと汚れた空気を外に排出して、新鮮な空気を室内に取り込む役割を担うもの。一口にダクトといっても、厨房ダクトや給気ダクト、排気・換気ダクト、空調ダクトなど、さまざまな種類があり、その設置環境や規模、用途などに応じて使い分けられます。
もちろん、エアコンなどの空調機器と一緒に用いられ、温度や湿度などもコントールするのですが、そこで大切なのがダクト設計(配管レイアウト)です。設置環境に応じた温度や湿度、気流などを正確に把握したうえで、空調機性能、送風機性能も加味したダクト設計・ダクト工事が求められます。
温度・湿度・気流・清浄度を適切に整える
快適で居心地のいい空間をつくるためには、温度・湿度・気流・清浄度を適切に整えることが大切です。これを「空気調和」と呼ぶのですが、厚生労働省から「建築物環境衛生管理基準」が示されており、この基準に乗っ取った空調設備工事・ダクト工事が必要になります。呼吸により発生する二酸化炭素、ほこりや粉じん、建具から発生するホルムアルデヒドなどの化学物質のほか、立地条件や日照条件などの外的要因も踏まえた施工が必要なのです。
【室内空気環境基準】
温度 | 17~28℃ |
---|---|
湿度 | 40~70% |
気流 | 0.5m/秒以下 |
浮遊粉じん | 0.15mg/立方メートル以下 |
ホルムアルデヒド | 0.08ppm以下(0.1mg/立方メートル以下) |
一酸化炭素 | 10ppm以下(100万分の10以下) ※特例として外気がすでに10ppm以上ある場合には20ppm以下 |
二酸化炭素 | 1000ppm以下(100万分の1000以下) |