ダクト工事コラム

オフィス環境を快適にする空調方法~其の2~ダクト工事を行う岩元空調

少しずつ暖かくなり春の訪れを感じるこの季節。オフィスでは、これからますます冷房を利用する機会も多くなるので、経営者の方は電気代が気になるところでしょう。特にオフィスは、照明器具やOA機器の熱などで温度も上がりやすい傾向にあります。

 

前回のコラムでは、オフィス空間の空調設備を整え空調負荷を解消する「ペリメータレス空調」をご紹介しました。今回は第2弾としてオフィスの冷房負荷を軽減する「外気冷房」をご紹介します。

 

冷房負荷を解消する外気冷房とは?

「外気冷房」とは、冬期・中間期(春・秋)に外気の温度が室内の温度よりも低い場合に、外気を取り入れ冷房負荷を解消する空調方法です。照明やOA機器などによる発熱量が多いオフィスやサーバー室などは、夏だけではなく冬でも冷房が必要になる場合があります。外気冷房は、常に冷房を使用している建物の冷房負荷を軽減でき、電気代を抑えることが可能です。

 

夜間の外気を取り入れる「ナイトパージ」

「ナイトパージ」とは、夜間から早朝の温度の低い外気をダクトを通して室内に取り入れ、日中の熱を建物から排出し、空調負荷を軽減する空調方法です。コンクリートなどの建物は、昼間の熱を蓄熱してしまうので、冷房効果を妨げてしまいます。ナイトパージを取り入れることで、空調負荷を解消できるだけではなく室内の悪臭や煙なども夜間に排出することが可能です。

 

外気を利用して建物もスタッフも快適に

外気冷房は、建物の冷房負荷を抑え、省エネを実現するだけではなく効率的に室内を換気できるので、結露やカビの発生を防止する効果も。また、冷房が効きすぎて温度が極端に下がることも解消できるので、スタッフも快適に過ごすことができます。夏が近づくその前に、一度オフィスの空調方法を見直してみてはいかがでしょうか?より快適なオフィス空間を手に入れることができるかもしれません。

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