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ダクト内のサビ、そのまま放置していませんか?

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ダクト内のサビ、そのまま放置していませんか?

排気口から茶色いサビが流れ出ている光景を目にしたことはありませんか? ダクトは定期的に清掃しないとホコリやゴミが溜まり、十分な排気ができなくなってしまいます。

 

またホコリやゴミをそのままにしておくと、腐食のスピードも速まり、カビが生え異臭を放ったり、ダクトに穴が開いてしまい水漏れを起こしかねません。そこで今回はダクトとサビの関係についてご紹介します。

 

換気扇を掃除しても排気が悪いホントの理由

キッチンや浴室、トイレなどの換気扇をどんなに掃除をしても排気が悪い、異臭が消えないといったことはありませんか? 換気扇は目に見える部分なため、汚れがついたら定期的に掃除をする方も多いと思います。そして換気扇を定期的に掃除していれば、基本的には排気も問題なくされ、異臭などもすることはありません。

 

しかし5年、10年と経過していくごとに、換気扇を掃除するだけでは排気の悪さが解消されず、異臭も残ったままになることがあります。いくつかの理由が考えられますが、その中でも可能性が高い理由として挙げられるのが、ダクト内の汚れです。

 

ダクト内も換気扇同様に、油やホコリ、汚れが溜まります。ただ換気扇のように目に触れる部分ではないため、汚れていることに気づきにくい箇所です。そのためどうしても定期的な掃除などを怠ってしまい、汚れがひどくなってしまいます。結果として換気扇をどんなに掃除しても、排気は悪いままで異臭も残ってしまうのです。

 

ダクト内の掃除を怠ってしまうと腐食やカビの原因に

ダクト内の掃除を怠ることで起こる現象は、排気が悪くなったり、異臭が残ったりするだけではありません。とくに浴室など湿度が高い場所にあるダクトでは、水蒸気を含んだ空気がダクト内で蒸発して水となり、腐食を起こし、ひどくなるとサビの原因になってしまいます。

 

また腐食が進むとサビだけではなく、ダクトのつなぎ目などに亀裂が入ったり、穴が開いてしまいます。そうなれば、そこから水漏れが起こりかねません。さらにダクト内のホコリや油汚れを放置していると、熱を帯びた煙や空気がダクトを通り、汚れに引火して火災が発生するといった事例もあります。

 

ダクト内の定期的な掃除を忘れずに!

「ホコリ」「汚れ」「腐食」「サビ」。ダクト内のこうした問題を解決する手段はただ一つ、定期的な掃除のみです。もちろん換気扇ほど頻繁に掃除する必要はありませんが、それでも3~5年に一度は必ず点検と掃除を行うようにしましょう。とくに防虫網などはホコリや油汚れが溜まり安い場所のため、念入りに掃除するようにしてください。

 

ホコリや汚れだけであれば、掃除だけでも排気能力を回復できます。しかし腐食を起こしサビが発生してしまうと最悪、ダクトの交換をしなければならないケースも考えられます。そうした事態を防ぐためにも、ダクト内の定期的な掃除を怠らないようにし、室内の快適な空間を維持しましょう。

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