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換気システムのダクト式・ダクトレス比較!メリット・デメリットと選び方

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換気システムの方式は、大きく「ダクト式」と「ダクトレス式」に分かれます。

ダクトで家全体の空気を計画的に管理する換気システムか、各部屋でシンプルに換気するシステムかによって、設置費用、運転音、メンテナンス性、そして換気の質も変わってきます。「それで結局、どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ダクト式換気システムとダクトレス換気システム、それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較し、代表的な種類や選び方のポイントを分かりやすく解説します。

ダクト式換気システムのメリット

建物全体の計画的な換気を実現する方法として、ダクトを用いた換気システムがあります。これは、各部屋にダクトを配管し、換気ユニット本体と接続して空気の給排気を行うシステムです。

まずは、ダクト式換気システムのメリットを解説します。

効率的に換気できる

ひとつの換気ユニットで、家全体の空気を効率よく入れ替えることができます。

各部屋に給気口や排気口を設置し、建物全体の空気の流れをコントロールしやすいのが特徴です。

静音性が高い

ダクト式換気システムでは、換気ユニット本体を居住空間から離れた場所に設置できるため、各部屋における運転音が気になりにくいのが特徴です。

また、排気口が外部に直接面していないため、外部からの騒音侵入も抑えられます。

熱交換による省エネ性が高い

ダクト式換気システムのうち「熱交換型」のユニットを選べば、排気する空気の熱を回収し、給気する空気に移すことができます。

これにより冷暖房の負荷を軽減し、省エネ効果が期待できます。

ダクト式換気システムのデメリット

ダクト式換気システムのデメリットを説明します。

初期費用が高くなる傾向にある

ダクト配管工事が必要なため、ダクトレス換気システムに比べて初期費用が高くなる傾向があります。

設置スペースが必要となる

天井裏や壁内に、ダクトを通すためのスペースが必要です。このスペースは新築時に計画するのが一般的ですが、リフォームでの導入は制約が多くなる場合があります。

メンテナンスの手間がかかる

ダクト内部にホコリなどが溜まる可能性があり、定期的な清掃やメンテナンスが必要になります。メンテナンスを怠ると、換気性能の低下や衛生面の問題につながる恐れも。

ダクトレス換気システムのメリット

ダクトレス換気システムは、その名のとおりダクト配管を使用せず、各部屋の壁に直接換気扇を設置する方式です。個々の換気扇が独立して給排気を行います。

ダクトレス換気システムのメリットを説明します。

初期費用を抑えられる

ダクト配管工事が不要なため、ダクト式に比べて初期費用を抑えられます。

比較的簡単・省スペースに設置できる

壁に穴を開けて設置する工事が中心となるため、ダクト式よりも施工が比較的簡単で、リフォームなどでも導入しやすいのが特徴です。

また、ダクトスペースが不要なため、天井裏などのスペースに制約がある場合でも設置可能です。

メンテナンスしやすい

ダクトがないため、メンテナンスコストはダクト式換気システムよりもかかりません。また、フィルター清掃など各換気扇ごとのお手入れが比較的容易です。

ダクトレス換気システムのデメリット

ダクト式換気システムのデメリットを説明します。

空気の流れをコントロールしにくい

建物全体の空気の流れを計画的にコントロールするのが、ダクト式に比べて難しい場合があります。

運転音が気になりやすい

換気扇本体が室内に設置されるため、運転音が気になる場合があります。とくに、寝室など静けさが求められる部屋では注意が必要です。

外気の影響を受けやすい

換気扇は壁付けとなるため、給気時に外気温の影響を直接受けやすくなります。そのため、冬場は冷気、夏場は熱気が入りやすくなるといったデメリットも。この場合、熱交換機能付きの機種を選択すれば外気の影響は受けにくくなります。

ダクト式換気システムの種類

ダクトを用いる機械換気システムには、主に以下の種類があります。

  • 排気型換気システム(第3種換気システム)
  • デマンドコントロール型換気システム
  • 熱交換型換気システム(第1種換気システム)

なお、2003年の建築基準法改正により、シックハウス対策として原則すべての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられています。

排気型換気システム(第3種換気システム)

排気のみを機械(ファン)で行い、給気は壁に設けた給気口などから自然に行う方式です。排気ファンと各部屋の排気口をダクトで接続します。

浴室やトイレなど、湿気や臭気が発生しやすい場所の排気を集約して行えるため、効率的に汚れた空気を排出できるのが特徴です。ダクトを使用することで、排気ファンの騒音を居住空間から遠ざけることができます。

デマンドコントロール型換気システム

基本的には排気型換気システムの一種ですが、室内のCO2濃度や湿度などをセンサーで感知し、必要に応じて換気量を自動で調整する機能を持ったシステムです。

人がいない部屋や湿度が低い部屋では換気量を抑えることで、無駄な換気を減らし、冷暖房エネルギーの損失を最小限に抑えることができます。オフィスビルなど、部屋の使用状況が変動する建物で特に省エネ効果を発揮します。

熱交換型換気システム(第1種換気システム)

給気と排気の両方を機械(ファン)で行う方式です。最大の特徴は、排気する空気から熱を回収し、給気する新鮮な外気に伝達する「熱交換」機能を持つことです。

これにより、冬は冷たい外気を室温に近づけてから給気し、夏は暑い外気を室温に近づけて給気します。冷暖房の効率が大幅に向上し、高い省エネ効果が得られます。高気密・高断熱住宅との相性が非常に良いシステムです。

換気システムはダクト式とダクトレスどちらがおすすめ?

ダクト式とダクトレス、どちらの換気システムが最適かは、建物の状況、予算、求める性能によって異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、専門家と相談しながら、ご自身の住まいに最適なシステムを選ぶことが重要です。

ここでは、ダクト式・ダクトレスそれぞれのおすすめシーンを紹介します。

ダクト式換気システムがおすすめシーン

  • 新築で計画段階から換気システムを組み込みたい場合
  • 家全体の空気を効率よく、安定して換気したい場合
  • 換気扇の運転音をできるだけ静かにしたい場合
  • 熱交換による省エネ効果を重視する場合
  • 全館空調システムを導入する場合

ダクトレス換気システムがおすすめの場合

  • リフォームで換気システムを導入する場合
  • 初期費用を抑えたい場合
  • ダクトを設置するスペースがない場合
  • メンテナンスの手軽さを重視する場合
  • 特定の部屋だけ換気を強化したい場合

近年はダクトレスでも熱交換機能を備えた高性能な機種も登場しています。

まとめ|ダクト工事なら岩元空調へお任せください

換気システムには、ダクトを用いて家全体の空気を効率的に管理する「ダクト式」と、各部屋に個別に換気扇を設置する「ダクトレス式」があります。

適切な換気システムの導入は、健康で快適な室内環境を維持するために不可欠ですが、どちらを選ぶかは建物の条件や予算、求める快適性から判断しましょう。

岩元空調では、ダクトの設計や施工だけでなく、工事後のメンテナンスや修理などのアフターフォローにも対応します。定期的なダクト清掃も、岩元空調にぜひお任せください。

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