コラム

ダクト工事のプロ資格、管工事施工管理技士とは

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配管に関わる国家資格「管工事施工管理技士」

建物、特にビルにおいて配菅は冷暖房、空調、給排水、給湯などさまざまな場所で活用されています。こうした配管の工事をする際、施工計画作成や技術上の監理を適切に行うのが管工事施工管理技士の主な役割です。今回は、管工事施工管理技士の重要性や、資格の活かし方について詳しくご紹介します。

管工事施工管理技士ができる仕事とは?

単純に配管工事(ダクト工事、冷暖房設備工事、空気調和設備工事、給排水・給湯設備工事、衛生設備工事など)をするだけであれば、管工事施工管理技士の資格は必要ありません。しかし、工事の責任者として全体を管理していくためには管工事施工管理技士の資格が必須です。

管工事施工管理技士には1級、2級というカテゴリーがあります。1級の資格を所持している場合、特定建設業の営業所の専任技術者や、工事現場の主任技術者・監理技術者になることが可能です。2級の資格を所持している場合は、一般建設業の営業所の専任技術者や工事現場での主任技術者になれます。

また、1級、2級の資格を所持していれば、社会保険労務士の受験資格を得られるのも大きなポイントです。1級の資格取得者であれば、その後2年間の実務経験を経ることで建設設備士の受験資格を得ることもできるため、キャリア選択の幅が大いに広がるでしょう。

管工事施工管理技士の受験資格

管工事施工管理技士は1級、2級ともに国家資格であり、どちらも年に1回学科試験と実地試験が行われます。受験資格は基本的に以下の通りです。

・大学や高等専門学校、高等学校などの指定学科を卒業している
・2級取得の際は最低でも1年以上、1級なら3年以上の実務経験を積んでいる

また、最終学歴が中卒の場合でも、2級であれば8年以上、1級であれば15年以上の実務経験があれば、受験資格を得ることができます。注意点として、高等学校・大学を卒業していたとしても、指定学科でなければより長い期間の実務経験が必要です。

管工事施工管理技士になるメリット

管工事施工管理技士になると、建設業界において就職、転職が有利になるのは間違いありません。建設業法第3条という法律により、建設業の営業所を開設するためには、管工事施工管理技士が配置されていなければならないと定められているからです。

そのため、業界で管工事施工管理技士の資格保有者は引く手あまたの状況であり、特に1級の資格保有者は人員が不足しているため、取得しておけば仕事には困らないでしょう。当然、高い給料を得ることができます。

生活に欠かせないダクト工事はプロに依頼を

建築士や電気工事士、造園施工管理技士など、建設にかかわるプロは数多く存在します。その中でも管工事施工管理技士は、日々生活していくうえで欠かせない、冷暖房や給排気、ダクトなどの施工管理を一手に引き受ける配管工事のプロです。

生活に欠かせないものであるからこそ、日ごろからの管理が非常に重要になります。配管、ダクトなどで困ったことがあれば、できるだけ早い段階でプロに相談していきましょう。

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