ダクト工事の種類を解説|新築・改修の違いや必要な資格も紹介
お役立ち情報 ダクト工事 排気ダクト 換気ダクト 空調・ダクト工事

本記事では、建物の空調や換気に不可欠なダクト工事の種類について、工事のタイミングや用途といった観点から詳しく解説します。
「自社の建物に必要なダクト工事の種類がわからない」「新築と改修で何が違うの?」といった疑問をお持ちの建物のオーナー様や管理者様向けに、ダクト工事の全体像をわかりやすく解説します。
| 【この記事で分かること】 ・ダクト工事の「新築工事」と「改修工事」の違い ・用途別のダクトの種類(空調・換気・排煙など) ・ダクト工事に関連する主な資格 ・ダクト工事の依頼から完了までの流れ |
この記事を読めば、自社の状況に適したダクト工事の種類が分かり、専門業者へスムーズに相談できるようになります。
目次
ダクト工事の種類【建物の状況別】
ダクト工事は、工事を行う建物の状況によって「新築工事」と「改修工事」の2種類に大きく分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
新築工事
新築工事とは、建物の建設と同時に行われるダクト工事のことです。
建物の設計段階からダクトの経路を計画に盛り込めるため、レイアウトの自由度が高く、効率的な空調・換気システムを構築しやすいのが特徴です。柱や梁などの構造物を避けながら、最適なルートでダクトを設置できます。
改修工事
改修工事は、すでに完成している建物に対して行うダクト工事全般を指します。主に以下のようなケースが挙げられます。
| 更新工事 | 経年劣化したダクトを新しいものに交換する工事 |
| 修繕工事 | 破損や不具合が起きたダクトを部分的に修理する工事 |
| 増設・移設工事 | 部屋の用途変更や間取りの変更に伴い、ダクトを新しく設置したり、位置を変更したりする工事 |
改修工事では、既存の壁や天井内にあるスペースを利用して施工するため、建物の構造を熟知した専門的な知識と技術が求められます。
ダクト工事の種類【設置場所別】

また、ダクトは用途によっても空調ダクトや換気ダクト、排煙ダクト、厨房ダクトなどに種類が分かれます。これらのダクトを、壁・天井・屋上など、建物の状況や周辺環境に応じて最適な場所に設置します。
ここでは、ダクトの設置場所別の工事の種類を紹介します。
壁面工事
ひとつ目の方法は、壁面に開口部を設けて、直接換気扇を設置する方法。
住宅やオフィス、飲食店などが密集する地域では、禁止されている場合もあるので注意が必要です。最もコストを抑えられる排気・換気施工方法となります。
天井に配管を通す工事
天井にダクトを配管する排気・換気方法は、飲食店などの厨房などでよく見られるタイプです。
排気口をある程度自由な場所に設置できることがメリットで、隣接店舗などへの煙や臭いに配慮して施工できます。ショップやレストランなどでもよく見かける「ダクトを天井にあえて露出させた施工」も、このタイプであることが少なくありません。
屋上へ配管を通す工事
屋上までダクトを配管する施工方法は、ビルやオフィスなど、比較的大きな建物で用いられるタイプです。排気口が屋上にあるため、周囲の建物に影響を及ぼさないのが最大のメリット。
どのような建物にも設置することができますが、この3つの施工方法の中では一番費用がかかる形式です。
ダクト工事で必要な資格はある?

ダクト工事の施工にあたり、作業者は国家資格である「建築板金技能士(ダクト板金作業)」や「ダクト板金技能士」などを保有していることが望ましいです。
また、現場の施工管理を行うためには「管工事施工管理技士」という国家資格が必要になります。管工事施工管理技士については、別記事「管工事施工管理技士とは?仕事内容・年収・資格取得のメリットを徹底解説」で詳しく解説しています。
これらの資格は、ダクトに関する専門知識と技術を持っている証明です。業者を選ぶ際は、有資格者が在籍しているかどうかもひとつの判断基準とすると良いでしょう。
ダクト工事の手順
ダクト工事は、一般的に以下の流れで進められます。
- お客様から依頼
- 現場の調査・打ち合わせ
- 見積もり
- 図面を作成
- 設計通りにダクトを製作
- ダクトを取り付け
- 試運転・最終確認
- トラブル時のアフターフォロー
各工程を丁寧に行うことで、建物の用途やご要望に最適なダクトシステムが実現します。
より詳しい工事の流れについては、こちらの記事をご覧ください。
ダクト工事の手順を8ステップで解説!種類や費用、業者選びのポイントも紹介
ダクト工事の費用相場
ダクト工事の費用は、使用するダクトの種類や材質、工事の規模、現場の状況などによって大きく変動します。正確な費用を知るためには、専門業者に現地調査を依頼し、見積もりを取得することが不可欠です。
費用相場の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。
飲食店のダクト工事の見積もり相場!コストを抑えるポイントを解説
ダクト工事の種類に関するよくある質問
ダクト工事の種類に関するよくある質問をまとめました。
ダクト工事の種類は?
建物の状況によって、建物の建設と同時に行われる「新築工事」とすでに完成している建物に対して行う「改修工事」があります。また、ダクトの設置形式によっても工事は異なり、「壁面工事」「天井に配管を通す工事」「屋上へ配管を通す工事」があります。
詳しくは、記事内の「ダクト工事の種類【建物の状況別】」および「ダクト工事の種類【設置場所別】」で解説しています。
ダクトの設置場所によって工事の種類は異なる?
ダクトは用途によっても種類が分かれます。これらのダクトは、壁・天井・屋上など、建物の状況や周辺環境に応じて最適な場所に設置します。
詳しくは、記事内の「ダクト工事の種類【設置場所別】」をご覧ください。
ダクト工事で必要な資格は?
ダクト工事の施工にあたり、作業者は国家資格である「建築板金技能士(ダクト板金作業)」や「ダクト板金技能士」などを保有していることが望ましいとされています。現場の施工管理を行うためには「管工事施工管理技士」という国家資格が必要です。
詳しくは、記事内の「ダクト工事で必要な資格はある?」をご覧ください。
まとめ|ダクト工事なら岩元空調へお任せください
ダクト工事は建物の快適性や安全性を支える重要な役割を担っており、その種類は多岐にわたります。建物の状況や目的に合わせた適切な工事を行うためには、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。
岩元空調では、ダクトの設計や施工だけでなく、工事後のメンテナンスや修理などのアフターフォローにも対応します。定期的なダクト清掃も、岩元空調にぜひお任せください。



